週末にまとまった雨が降るのってイヤですね。
農家なら恵みの雨じゃぁーと喜ぶ場面かもしれませんが、
われわれ民家ファームは平日はそれぞれ別の仕事に就いており、
週末しか作業ができない身。
作業日だけじゃなく、その前日に降られるのもマズいです。
夜のうちに地盤がゆるんで泥のようにジュクジュクになった土では
植え付けも土寄せもままなりません。
そういう意味では今週末は最悪の様相を呈していたのですが・・・、
運の良いことにというか、奇跡的にというか、なんとか作業中は雨に見舞われませんでした。
良かった。
というわけで、今回のレポです~。
まずはタマネギの作業から。
今回は買ってきた苗の植え付けです。100本!
ブログでは何度も紹介してきているように、
マルチの穴から指先で土を掘り、そこに苗を1本ずつ植え付けます。
ジュクジュクとまではいかないにしても、湿った土でしたがなんとか100本植え付けできました。
今年も立派に育つんだぞ~。
お次は小カブ。頭がけっこう見えちゃってますね。
残念ながらちょっと虫に食われているのがいくつか見受けられました。
小ぶりですが、まぁ及第点かな。
今回は間引きと追肥、土寄せをしました。
ダイコン!
こちらも頭が・・・・どころかほとんど見えてもとるやないかい!
ネギ~。
根元の落ち葉がすごい。
畑の真横にある柿の木の葉かな、作業の邪魔になるので取り除きました。
でもこの落ち葉、このままただ捨てるわけじゃないんですよね。そのことはまた後で。
そしてニンニク。
おっ!しっかりと芽が出てきてます。
育て慣れた野菜でももちろんうれしいのですが、
初物がちゃんと育ってくれているとその喜びもまたひとしおって感じです。
(こうだはニンニク担当なのでなおさらなのです)
今回ニンニクに実施した作業は、「芽かき」という作業。
芽が1本ではなく2本以上ウネから顔を出していたら、そのうち育ちの遅い方(小さい方)を
取ってしまう作業です。ほかの野菜でいうところの間引きのようなものですね。
これをしておくことで、しっかりと育っている方をより立派に育つように促してやれるというわけです。
で、そんな芽がいくつもあったらタイヘンかもな・・・と危惧していたのですが、
なんとまぁ、芽が分かれていたのは1本だけでした(笑)
1本もなくて「芽かき」の作業を経験しないまま終わるよりは、
1本だけでも体験できて経験値も上がったし良かったです。
芽が分かれていた苗。
少し土を掘り起こして、根元のところからむしり取る感じで取りました。
【画像で見る、今回はノータッチの野菜たち】
さてさて、ここで落ち葉。
さきほどの落ち葉の件ですね~。
こんなにありました。
民家のエコロジカルマスターくわはら。
実は彼主導で取り組んでいることがありまして・・・。
さきほど回収していた落ち葉や、雑草なんかを一カ所に集め、
米ぬかともみがらを加えて発酵・分解、
なにを隠そう「堆肥づくり」に挑戦しているのです。
うまくいくかどうかわかりませんが、なかなか面白い取り組みだと思いません?
民家は確実に進化&深化している・・・。
年末から年明けにかけて収穫作業も増えてきます。
2015年もあと1カ月半ほどですし、健康第一で楽しく乗り切っていきたいですね~。
ではでは。次回は11月28日(土)の予定です。